- 天野裕介
日本歯科新聞(7月9日付)「管理栄養士との連携の評価求む」
こんにちは、ココロハズム株式会社の天野です。
最近、感動した話。
日本歯科新聞で兵庫県の歯科医師 森田 健司先生が日本歯科医師会代議員会の質問で
「管理栄養士との連携の評価を求める」
という質問をされたことが記事になっていました。
「同じ想いを持っている歯科医師がここにもいる」
こう思えただけで幸せでした。
しかし、ここで言う連携の評価とは、
歯科医師が管理栄養士に直接指示を出せて、それが報酬として正式に評価されること。
現在の法律では、「医師」の指導でなければ、診療報酬として評価されません。
実は大学の先生と「管理栄養士の就職」について議論するとそこがネックとなっています。
管理栄養士または栄養士として、専門知識を活かして活躍している率は、約10%と言われています。
よく看護師や歯科衛生士資格を活かして働いていないという問題が取り上げられていますが、管理栄養士・栄養士はもっと闇が深いです。
尚、直近の国家試験合格率のデータでは、
歯科衛生士の国家試験合格率…96.2%
管理栄養士の国家試験合格率…60.4%
となっています。
法律により管理栄養士養成課程は4年制で昼間コースしか認められておりません。
栄養士から社会人経験を積んだ後、管理栄養士になる方法もありますが、こちらの合格率は20.4%と狭き門となっています。
うーん、はっきり言ってもったいない!!!
なんとか歯科医師が直接管理栄養士に指示を出し、報酬として評価されるような仕組みづくりを前提に働きかけていきたいと思います。

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